皮膚科でニキビ治療をする時は軟膏が処方される事が多いですが、最近ではテラコートリルを処方される事が多いです。
テラコートリルは抗菌作用のある成分が含まれていてしかも抗炎症作用があるステロイド系の軟膏なのでドラッグストアなど市販の軟膏より効き目が強いと言われています。
それでテラコートリルを使用して治療すると早くニキビが治るという声もネットの口コミでよく聞かれます。
しかしテラコートリルを使用してニキビ治療をする時は副作用が出る可能性もあるので注意が必要です。
そこでどのような副作用が出る可能性があるのか確認していきましょう。
肌の免疫力が低下する
ニキビにテラコートリルを塗ると抗炎症作用が働いてすぐに治る事が多いですが、たくさんニキビが出来ていると何度も塗らなければいけなくなります。
テラコートリルはステロイド系の軟膏なのでニキビに塗った時に肌に強い刺激を与えてしまいます。
それで何度も塗っていると皮膚が薄くなってしまうので肌の免疫力が低下してきてしまいます。
ニキビがたくさん出来てしまった時は注意しながらテラコートリルを使用する必要があります。
シミが出来やすくなる
テラコートリルはステロイド系の軟膏で強い刺激を与えるのでニキビに塗っている時にメラニンが発生して肌を保護しようとします。
それで色素沈着を起こしてニキビになっていた部分にシミが出来てしまう可能性があります。
特に塗る量が多くなってしまうと濃いシミが出来てしまう事もあるので注意しなければいけません。
テラコートリルを塗る時はなるべく薄めにして肌に強い刺激を与えないようにする事が大切になってきます。
かぶれの症状が出る事もある
アレルギー体質で肌が弱い人はステロイド系の軟膏を塗ると強い刺激に耐えられない事が多いです。
それでテラコートリルを少し塗っただけで肌が敏感に反応して痒みが出てきてしまう事が多いです。
痒みが強くなると肌がかぶれたりする事もあるのでアレルギー体質で肌が弱い人がテラコートリルを使用する時は注意が必要です。