ニキビを悪化させる成分とは?
ニキビを治そうとしているのに逆に悪化させてしまうことがあります。
それはニキビを悪化させる成分が含まれている可能性があるからです。
ニキビを悪化させる成分とは、石油系合成界面活性剤、パラベン、エデト酸、エチルアルコール、エタノール、サリチル酸、酸化亜鉛などです。
石油系合成界面活性剤はバリア機能を低下させる成分です。
この石油系合成界面活性剤の成分表示には、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、バレス-3硫酸Na、バレス-3硫酸アンモニウム。
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸ナトリウムがあります。
パラベンは化粧品や洗顔料の防腐剤として使用されており、ニキビや肌荒れを発生させることがあります。
エデト酸はクレンジング剤や洗顔料の酸化防止に使用されていますが、使用する人によっては刺激が強くて皮膚の粘膜を傷つけることがあります。
エチルアルコールやエタノールは肌表面の殺菌効果はありますが、皮脂を必要以上に取り除いてしまい更なる皮脂の分泌を促してしまうことがあります。
サリチル酸は殺菌して角質を取り除く成分ですが皮膚に強い刺激があります。
酸化亜鉛は瞬間的に肌を酸性にしてテカリを抑えることができる成分ですが、アルコール成分が含まれているため乾燥の原因になってニキビができやすくなります。
ニキビを放置するとどうなる?
ニキビを放置するとどんどん悪化して最終的には痕が残ってしまいます。
悪化していくのには段階があり、最初は白ニキビになります。
白ニキビは皮脂や汚れが溜まっていますが、増えて毛穴から飛び出すと空気に触れて酸化し黒ニキビになります。
黒ニキビが悪化すると赤ニキビになり更にひどくなると黄ニキビになってしまいます。
黄ニキビになるとアクネ菌が皮膚細胞を傷つけてニキビ痕ができてしまうのです。
ニキビ痕になってからは手遅れになりますので早めに病院に行って治療しましょう。