体にできるニキビといえば背中を思い浮かべる人も多くいますが、首から胸元にかけてのデコルテラインもニキビが出来やすい部位とされています。
普段は衣服に隠れていることが多いデコルテラインも美しく保つためにはニキビ対策が必要です。
ここではデコルテニキビの原因と予防法についてご紹介します。
デコルテニキビの原因について
デコルテニキビとは首から胸元にかけてできるニキビのことで、全体的というよりは局所的にできる場合が多い傾向にあります。
その原因は汗や蒸れ、乾燥、冷えなどが挙げられます。
首や胸元は衣服に覆われている、いないに関係なく汗をかきやすい部位ですので、汗をかきっぱなしにすることで皮膚に汚れが蓄積され毛穴を詰まらせてしまいますし、衣服に覆われた首や胸元は汗をかくことで蒸れてしまい菌が繁殖しやすい状態になります。
そのため首や胸元全体ではなく汗をかいた箇所を中心にニキビが出来やすいとされています。
体を洗ったときに首や胸元に洗い残しがあったり、洗ったあとにしっかり保湿していないと肌が乾燥しバリア機能が低下することでアクネ菌が増殖してしまいます。
また下半身が冷えやすいと血流の力が弱く一旦下がった血液が首まで上がってくることが困難になるため、首の血流や新陳代謝が悪くなることでニキビができやすくなります。
デコルテニキビを予防するためには?
デコルテニキビを予防するためにはまず首や胸元を清潔に保ち、しっかりと保湿するようにしましょう。
また締め付けのある下着は避け、通気性の良い服や肌に優しい天然素材の服を着ることでも予防できます。
血流が悪いことで出来たニキビは特に治りにくいとされていますので、体を冷やさないように温めることも大切です。
顔だけでなく首や胸元といった体もしっかりケアすることでニキビのない健やかな肌を保つようにしましょう。