吹き出物に悩む人は年齢、性別問わず数多くいますがなかなか治りにくい場合や繰り返し出来てしまう場合は皮膚科で治療することが出来るのでしょうか。
ここでは吹き出物の原因と皮膚科での治療方法についてご紹介します。
吹き出物の原因について
吹き出物とは毛穴に皮脂が詰まることで肌の表面がポツっと膨れてできるもので、ニキビや粉瘤、毛嚢炎などがあります。
ニキビは余分な皮脂によって毛穴が詰まり、そこへアクネ菌が繁殖することで炎症を起こします。
粉瘤の場合は皮膚のターンオーバー異常により老廃物がたまることによって起こり、毛嚢炎はムダ毛処理をするときに発生しやすくブドウ球菌が毛穴に繁殖することで炎症を起こします。
いずれの場合も詰まった毛穴に菌や老廃物などがたまることが原因ですので毛穴を詰まらせないようにする必要があり、しっかり洗顔し保湿することはもちろん十分な睡眠や栄養バランスのとれた食事など生活習慣にも気を配ることが重要です。
皮膚科での治療方法について
吹き出物を潰してしまったり、洗顔のしすぎで皮膚が乾燥することで炎症を起こしてしまうとなかなかキレイに治らない場合があります。
そういった時にはむやみに自分で治そうとせず皮膚科に行くことをおすすめします。
最近では皮膚科で吹き出物を治療する人も増えてきており、内服薬や外用薬だけでなくケミカルピーリングやレーザーなど治療法も様々です。
ケミカルピーリングやレーザー治療の場合は保険適用外となるケースが多いですが、内服薬や外用薬はほとんどのケースで保険適用可能です。
セルフケアだと効果的な方法かどうかよくわからないこともありますが、皮膚科だと医師による診察を受けられますので吹き出物の種類や炎症の具合に合った適切な治療を受けることが出来ます。
間違ったケアで症状を悪化させないためにも皮膚科で適切なケアを受けてみてはいかがでしょうか。