ニキビは10代にできる思春期ニキビだけでなく大人になってからできる大人ニキビもあり、幅広い年齢で起こる肌トラブルです。
また赤みや凹凸といったニキビ跡に悩む人も少なくありません。
最近では皮膚科でもニキビ治療を行っておりますが、どういった治療があるのでしょうか。
ここでは皮膚科でのニキビ治療方法や保険の適用についてご紹介します。
皮膚科でのニキビ治療の方法について
皮膚科でのニキビ治療にはいくつかあり、内服薬や外用薬、ケミカルピーリング、レーザー治療、光フォトなどがあります。
標準的な治療方法はアクネ菌や炎症に効果的な抗生物質の内服薬と毛穴の詰まりに効果的な外用薬とを組み合わせて治療することが多く、症状がおさまってきたら外用薬で毛穴の詰まりを予防します。
その他にも芯があるニキビを専用の器具を用いて取り除く面皰圧出という治療法や、男性ホルモンの多い女性にピルを処方して皮脂の分泌量を抑えるホルモン治療などもあります。
保険適用で治療することはできるのか?
皮膚科での標準的な治療法である内服薬と外用薬を使った治療の場合はほとんどのケースで保険が適用されますので、診療費と薬代を合わせても1回あたり2,000円~5,000円程度で治療することができます(初診料や処置料は病院により異なります)。
しかしケミカルピーリングやレーザー治療などは保険適用外となる場合がほとんどで、1回あたり10,000円以上必要になるケースもあります。
そのためまずは薬による治療で様子をみることが多いです。
保険適用できない治療を行う場合はその治療の必要性や効果、リスクなどを医師とじっくり相談してから決めるようにしましょう。
ニキビが赤く炎症を起こしてしまったり跡が残ってしまった場合は自分で色々なスキンケアや薬を試すよりも医師のもとで治療した方が早く改善できますので、悪化したニキビやニキビ跡に悩んでいる人は一度皮膚科を受診してみてはいかがでしょうか。