鼻ニキビの原因について
鼻にニキビができて困っている人は多いと思われますが、どうして鼻にニキビができるのかご存知でしょうか?
鼻ニキビの原因は皮脂量が多くて溜まりやすい部分だからです。
また鼻の毛穴は奥が深くて皮脂を溜めやすいので、溜まった皮脂がアクネ菌のエサとなって増殖してしまいます。
それに皮脂が溜まった部分を細菌がついた手で触ったり擦ったりすることもニキビの原因となります。
他には紫外線の刺激を受けやすいので、その刺激によって肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が剥がれ落ちずに肌に溜まってしまいます。
新陳代謝やホルモンバランスの乱れが原因になるのですが、大人の皮脂の分泌量が増えるのは睡眠不足などの生活習慣の乱れによって引き起こることがあります。
このような原因でできる鼻ニキビは、目立ってしまいますし痕が残ると厄介なので病院に行って早く治療したほうが良いでしょう。
ニキビによる色素沈着とは?
ニキビを放置しておくと色素がシミのように残ってしまうことがあります。
これはニキビによる色素沈着で、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの影響によって起こります。
ニキビに伴う炎症や化膿が起こり真皮の毛細血管が破壊されて出血します。
そうすると真皮に血液中のヘモグロビンが沈着してシミになってしまうのです。
この色素沈着は最初は紫色で徐々に赤黒い色となって肌に残りますが、時間と共にマクロファージの働きによって少しずつ目立たなくなっていきます。
メラニンによる茶色い色素沈着が起こることもあり、炎症や化膿によって肌に有害な活性酸素が発生しメラニンが過剰に生成されます。
そして肌のターンオーバーが正常に行われなくてメラニンが残り茶色い色素沈着になるのです。
またメラニンは黒色ですが表皮から浅いところにあると茶色くて深いところにあると青く見える特徴があります。
こうした色素沈着になる前に病院に行って診てもらったほうが良いです。